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“５０戸連たん制度”について②

こんにちは。サードブレインです。


暖かくなって桜も咲き始め、すっかり春ですね。弊社のある福山市では、福山城の桜が有名で、もう見頃を迎えています。お弁当を広げてゆっくりとはできませんが、密に気を付けて、お散歩しながらきれいな桜を愛でて、春を楽しみましょう。


春になるとなんとなく気分が明るくなり、街の中もカラフルになったような気がしますね。


色には、カラーセラピー（心身のバランスを整える色彩療法）に代表されるように、一つひとつの色に意味や心理的効果があるとされており、身の回りにとり入れることによって、印象や気分をガラッと変えることができます。


諸説ありますが、一部をご紹介いたします。

・黄色……やる気がわいてくる色。脳の働きを活性化させ、集中力アップや向上心を高める効果があります。
・オレンジ…明るい気分になれる色。社交的になり、笑顔で楽しく過ごせる効果があるので、人の集まる場へ身につけていくと、周り
　　　　　　に好印象です。
・赤……情熱をイメージさせる色。何かにチャレンジする時や、勝負事に勝ちたいときに身につけると、意欲がわいてきます。
・ピンク……優しく穏やかな気分になれる色。女性のホルモンバランスを整える効果があります。
・むらさき…癒し効果のある色。精神的に疲れてしまったときや落ち着きたいときに、身につけると良いとされています。
・青……気持ちを和らげ、リラックスさせる効果があります。清潔さや誠実さを表す色でもあるので、仕事の時に身につけると好印象
　　　　です。
・緑……安心感や安らぎを与える色。昔から視力回復の効果があると言われており、目が疲れたときは緑を見ると良いそうです。


洋服はもちろん、バッグや靴・メイクやスマホの待ち受けなど、身近なものにとり入れてみてはいかがでしょうか。



さて、４月は年度替わりで、様々な制度が改定されます。そんな中、今から注意しておかなければならない来年度（２０２２年）改定の制度が、“５０戸連たん制度”です。


以前ご紹介しましたが、弊社のある福山市では、ついに“５０戸連たん制度”の廃止が決定しました。（他の自治体では異なるので、ご注意ください！）


２０１９年度中に廃止される方向で・・・という話もありましたが、制度の廃止には猶予期間を設け，施行日は２０２２年（令和４年）４月１日となります。

施行日以降は、“５０戸連たん制度”による許可はできなくなり、“５０戸連たん制度”による許可を得ようとする場合は，施行日前（２０２２年（令和４年）３月３１日）までに「許可申請」を行う必要があります。



これまでは、住宅や店舗を建ててはいけないとされている市街化調整区域でも、“５０戸連たん制度”の条件を満たしていれば、建物を建てる許可が下りていました。その“５０戸連たん制度”が廃止になるということは、市街化調整区域では建物が建てられないということになり、区域内に土地を所有している方は、２０２２年４月１日より宅地（建物を建てる土地）としての利用や売却ができなくなります。



ちなみに“５０戸連たん”とは、市街化調整区域において、約５０m以内の間隔で連なった５０戸以上の建物のことを指します。その建物から約５０m以内にある土地ならば、新たに建物を建ててもいいですよ、という許可制度が“５０戸連たん制度”です。



この５０mとは、家と家の間隔ではなく、敷地と敷地の間隔を指します。同じ敷地内に複数の建物がある場合は1戸ずつ数え、アパートやマンションは1棟ずつではなくひと部屋ずつ数えます。



“５０戸連たん制度”を活用し、市街化調整区域を含めた市内のあちこちに人口が分散してしまうと、医療や福祉などの行政サービスが行き届かなくなり、その改善に費用や人手が必要となります。


そこで、“５０戸連たん制度”を廃止して、市街地から離れた地域は土地開発をしないよう規制をかけることにより、コンパクトシティ＝生活に必要な住宅・商業施設・行政施設・交通機関などを一定の範囲に集めた都市を作り、人口を一定の地域に集めようとしているのです。



さぁ、市街化調整区域に土地（特に活用されていない空き地）を所有されている方は、要注意です！“５０戸連たん制度”が廃止されると、新たに建物を建てることはもちろん、売却や土地活用も難しくなってしまうので、早めに対策をとらなければいけません。



“５０戸連たん制度”は、地域によって条件が異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体や、お住まいの地域の不動産会社にお問い合わせくださいませ。



福山市では、制度廃止まであと１年です。手続きには日にちがかかることがありますので、お早めにご相談されることをおすすめいたします。




弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・家や土地の売却に関するご相談・土地活用に関するご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。




株式会社　Ｔｈｉｒｄ　Ｂｒａｉｎ　　　　０８４－９９９－６６０８　　　　（受付）平日９：００～１８：００


 

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