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会社コラム

空き家での火災

こんにちは。サードブレインです。

3月に入り、冬の寒さも少しずつ和らいできました。当社のある福山市では、梅や菜の花が咲き始めており、春の訪れを感じます。桜が咲くのももうすぐですね。

“春に3日の晴れなし”と言われるように、春は天気が変わりやすく、気温の変化も大きくなり、洋服選びや体調の変化に悩む方も多いのではないでしょうか。中でも花粉症は、この時期の多くの方の悩みの種だと思います。

毎日の花粉の量の変化は、やはり天気と関係があるようです。花粉がたくさん飛散するのは、“雨上がり”“強風”“気温の上昇”の3つの条件が重なるときです。

花粉が舞うと、太陽が虹のようなもので縁取られているように見えます。これを“花粉光環”といい、くっきり見えるほどたくさん花粉が舞っているのだそうです。花粉症のひどい方は、あまり見たくない現象ですね・・・。

マスクや鼻うがい、空気清浄機やお薬などでつらい症状を乗り切り、楽しい春を過ごしましょう!

さて、今年は例年より暖かい春に向かうようですが、この冬はひどく乾燥し、全国各地で火災が多く発生しました。中には古い建物や空き家での火災もあり、被害が広範囲にわたったものもあります。

・・・が、実は一年で一番火災が起こりやすいのは、冬ではなく春、特に3月なのです。

春は大陸から乾いた暖かい空気が流れ込み、気温が上昇するとともに乾燥状態になります。だいたい湿度30%くらいになるのですが、湿度60%の時と比べると火の回りが3倍ほど早いそうです。

また、春は風も強いので、火が燃え上がる条件が揃ってしまっています。

その他にも、冬の間ずっと暖房器具を使用していたため、慣れや気の緩みでついうっかり消し忘れてしまったり、3月は受験・卒業・転勤・新生活の準備などで忙しく、注意散漫になることも原因のひとつです。

空き家は人が住んでいないし、ガスもストーブも使わないから大丈夫!と思いがちですが、最近空き家から出火する火災も増えていて、問題になっています。

空き家から出火する原因は、タバコのポイ捨て・放火や不審火・ガス漏れなどによる爆発・配線器具のトラブルなどが挙げられ、中でも放火や不審火による火災が多いと言われています。

放火されやすい家の特徴は、部屋や玄関の電気がついていない・人の気配がしない・塀が低く外から敷地内が覗きやすい・窓やドアが施錠されていない・家の周辺に木材や新聞やゴミなど燃えやすいものがある・・・などが考えられますが、やはり空き家はこれらに当てはまり、狙われやすいのです。

一番の対策は、空き家を解体・売却・有効活用することですが、すぐに対処できない場合は、敷地周辺をフェンスなどで囲む・燃えやすいものは放置しない・夜間に自動点灯する照明などを取り付けてできるだけ明るくする・電気やガスは確実に止める・管理していることが周りにわかるように看板などを設置する・・・といった対策をお勧めします。

空き家での火災は放火や不審火だけでなく、放置されることにより棲みついたネズミや猫などが配線をかじってしまって出火するケースも少なくありません。

空き家の放置により周囲に悪影響を及ぼし、それが火災などといった死傷者が出てしまうような災害につながっていく可能性も高いので、放置されている空き家は早急に対処が必要です。

当社では、お客様の様々なご相談内容に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家・空き地の査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。


株式会社Third Brain    084-920-2214    (受付)平日10:00~18:00
 

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