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会社コラム

空き家が増加する背景②

こんにちは。サードブレインです。

 

先日より平穏な島を騒がせていた脱獄犯の逃走事件。地元の方々は不安で眠れない日々を過ごされたことと思います。
 

空き家に身を潜めているのではないかと空き家を中心に捜索をしていたそうですが、島内の空き家が1000軒以上もあったことや、所有者に連絡が取れないため空き家の中に入って捜索ができないことなどが、捜査に支障をきたしていたようです。
 

無事解決してひと安心ですが、空き家の多さや管理の仕方など、空き家問題が注目された事件でもありました。空き家が犯罪に利用されることがないよう、今後取り組んでいかなければいけませんね。


 

今回は、以前もご紹介しましたが、空き家が増加する原因や背景について、別の視点からみていきたいと思います。

 

空き家の発生原因の一番の理由は、人口の減少です。これは人口が増え続けていた日本の歴史上で、初めて起きている状況です。

 

戦後の日本は人口が増え続けており、住宅が常に不足がちでした。限られた土地しかなく、都心の住宅地はすぐにいっぱいになったため、住宅開発を郊外へと広げていきました。やがて住宅開発は山間地ギリギリにまで進んで、人口はより一層増えていったのです。

 

しかし、人口が減少しはじめた現在では、全く逆の状況が起きています。

 

人口の減少により税収も減ってくるので、山間地辺りの住宅地まで行政サービスが行き届かなくなってきています。そのため不便になった住民は、だんだんその地を離れていきます。その結果、人の集まっている都心部は栄え、都心部から離れている地域は過疎化するという現象が起きています。

 

こうして今まで町だったはずの土地は、ふと気づくと建物だけが残っており、誰も住まない場所になってしまうのです。

 

これから人口がまた増加していけば、それらの土地に再び活気あふれる町ができるかもしれませんが、今のところ人口が増えるという見込みはないようです。


 

空き家問題を解決するには、まず住宅に対する考え方を見直す必要があるのではないでしょうか。せっかく手に入れた住宅という“資産”も、誰も住まず手入れをせず放置したままでは、お金をかけて解決しなければならない“負債”になってしまいます。大切な資産を無駄にせず、次の具体的な手段へ移れるよう、早めの対策をおすすめいたします。


 

当社ではお客様のご相談に応じて、様々なご提案をさせていただいております。気になる事やご心配な事などがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。



 

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