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会社コラム

”うるう年”はなぜ必要? 4年に一度の2月29日の謎

こんにちは。サードブレインです。



2024年は、一年が366日ある“うるう年”です。2月が29日まであり、学校や会社に1日多く行かなければいけない・・・と思われる方も多いのではないでしょうか。



“うるう年”は、太陽暦(太陽の位置・実際の季節)とグレゴリオ暦(日常生活で使用しているカレンダーの暦)のずれを修正するためのものです。




地球は、太陽の周りを1年かけて1周回る(公転といいます)のですが、正確には365日ではなく365.24219日かけて1周します。計算すると、毎年約6時間・4年で約1日のずれが生じます。このずれを修正するために、4年に一度、366日の“うるう年”を設けています。




しかし、“うるう年”を設けてもさらに若干のずれが生じてしまうので、この誤差を補正するために“うるう年の計算方法”のルールがあります。




それは、西暦が4で割り切れる年は“うるう年”・その中でも100で割り切れる年は“うるう年”ではない・ただし400で割り切れる年は“うるう年”、というものです。“うるう年”は必ず4年に一度というわけではなく、数百年に一度例外的に8年に一度のケースもあるのですね。




ちなみに、“うるう年”=夏季オリンピックが開催される年といった認識がありますが、たまたま第一回目のオリンピックの開催年が“うるう年”と重なり、その後4年に1回の開催となっただけで、あくまでも偶然です。2024年はパリオリンピック、今年も熱い夏になりそうですね。




2月29日生まれの人は4年に一度しか誕生日が来ませんが、実際にはちゃんと歳をとっています(当たり前ですが・・・)。年齢の計算方法として、歳をとるタイミングは誕生日に切り替わる直前と定められているので、2月29日生まれの人は2月28日の24時にひとつ歳を取ることになります。




では、“うるう年”がなかったらどうなるのでしょう? 4年に1日ずつずれていくので・・・積み重なると4年×180日(約半年)=720年後には、季節が約半年分ずれてしまいます。太陽がギラギラ照り付ける2月や、雪景色が広がる8月がやってくるということです。半分の360年後でも3か月のずれが生じ、季節が大きく変わりますね。




季節がずれると、作物の植え付けや収穫のタイミングがずれることになり、収穫量や品質に影響がでてくる可能性があります。日本の伝統的な行事も季節や日付に基づいているので、行事やお祭りの日程が変わってくるかもしれません。他にも、レジャー(スキーや海水浴など)や健康面など、様々な影響が出てくるでしょう。




ほんの少しの誤差なので、実際は生きている間にどんどん季節がずれていくことはありませんが、“うるう年”で修正しなければ、“私達の時代は、2月の旬の野菜といえばトマトやピーマンやすいかで、暑くて熱中症の危険があったけど、昔の2月は1年で一番寒かったんだって。”“そのもっと昔の2月は、今と同じように暑かったらしいよ。”・・・ということになるのでしょうね。




“うるう年”があって困ることといえば、日付を自動で調整できない時計を手動で調整しなければいけないことくらいでしょうか。




地球上のすべての生物・植物に必要な“うるう年”。周りに2月29日生まれの方がおられましたら、ぜひ盛大にお祝いしてあげてください。




弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。家や土地の売却に関するご相談・土地活用に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 


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