こんにちは。サードブレインです。
さて、住宅地として人気の高い“角地”についてご紹介してきましたが、どんなに良いものでも注意すべき点はいくつかあります。今回は、角地購入の際に気を付けるポイントをご紹介したいと思います。
①“道路斜線制限”がある
自治体によっては“道路斜線制限”が設けられていることがあります。“道路斜線制限”とは、周囲の日当たりや風通しを確保するために、建物の高さが制限されるものです。この制限によって、3階建て以上の家が建てられないこともあります。
具体的な制限は、用途地域や道路の幅などによって異なりますが、道路と建物の距離が一定以上あれば制限を受けないという例外もあるので、購入時に確認が必要です。
②“隅切り”の適用
“隅切り”は角地特有のもので、交差点の見通しを確保したり、角を安全に曲がれるようにするために、土地の一角を道路や空き地にしなければならないという決まりのことです。こちらも、基準や範囲は自治体によって様々です。“隅切り”が必要な場合は間取りにも影響が出るので、事前にしっかり確認しておきましょう。
③土地の価格や建築費用が高くなる
角地は様々なメリットがあり資産価値も高いので、他の土地に比べると購入する時の価格は当然高くなります。
また、道路に接している部分が多いので、プライバシーの保護や車の接触を避けるために、建物の周りにフェンスやブロック塀などの外構工事が必要になります。その分の建築費用がかかるので、価格と安全性のバランスを考え、材質や施工内容を検討するとよいでしょう。
“角地”を購入する際の注意すべきポイント、次回へと続きます。
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