こんにちは。サードブレインです。
今回は、角地の人気の秘密について、ご紹介したいと思います。
①“建ぺい率の角地緩和”で土地が広く使える
土地にはそれぞれ、用途地域(第一種住宅地域・商業地域など)ごとに建築面積の上限が定められており、これを建ぺい率といいます。周囲の日照を妨げない・火災時の延焼を防ぐといった目的で、決められた建ぺい率以上に建物を建てることはできません。
しかし、角地は2面が解放されているため、一定の要件を満たせば、建ぺい率を10%加算することができます。これを“角地緩和”といい、通常の土地より広い建物が建てられるので、角地の大きなメリットのひとつです。具体的な要件は自治体ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
②日当たりの良さと開放感
角地といえば、なんといってもコレです! 2方向から光や風を取り込めるので、日差しが差し込みやすく風通しも良い、開放感たっぷりの明るくて快適な住まいが実現できます。
なかでも南東の角地は、日中の日差しを浴びながら西日の暑さ・眩しさが避けられるので、特に人気があります。
③間取りの自由度が高い
角地は、道路に接している2面のうちどちらにも玄関を設けられるので、間取りの選択肢が広がります。駐車スペースと玄関を分けたり、日当たりの良い方角をリビングにするなど、様々な間取りが可能です。
④防犯面に優れている
人通りや車通りが多く、人目につきやすいので、防犯面で安心感があります。その上、道路に接している部分が多く見通しが良いので、空き巣などに狙われにくく、留守中も被害を受けにくいでしょう。
⑤資産価値が高い
ご紹介したように、角地には様々なメリットがあるので住宅用地としてとても人気があり、将来にわたり需要が見込めます。そのため、他の土地と比べて資産価値が高く、相続や住み替えで土地や住宅を手放す際には大きなメリットとなるでしょう。
次回は、“角地”を購入する際の注意点について、ご紹介したいと思います。
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