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会社コラム

コロナ・花粉に負けない住宅づくり

こんにちは。サードブレインです。


先日、10年目の“3.11”を迎える前に、東日本大震災を思い出させるような、震度6強の地震がありました。大変不安な思いをされた方も、たくさんいらっしゃるかと思います。


突然やってくる災害に対して、しっかり備えておかなければ!と改めて感じますね。


“みなおす、むだなく”で3月6日と、“くまなく、むだなく”で9月6日が、“スマートストックの日”とされています。半年に一度、ストックしている食料を確認して、期限・量・種類を見直すきっかけの日として制定されました。


スマートストックとは、無駄な買い占めをせず、災害が起こった時のために必要なものを必要なだけ備蓄しておく方法です。ストックが期限切れになる前に使って、新しいものに入れ替えるようにします。


他に、“ローリングストック”という方法もあります。普段から少し多めに食材・加工品・日用品を買っておき、日常生活の中で消費しながら、使った分だけ買い足していくことで、常に一定のストックを保つというものです。こちらは、日常生活の中で備蓄のチェックもできるので便利です。



食料品などのストックだけでなく、住まいへの備えも必要ですね。


縄文・弥生時代の竪穴式住居にはじまり、私たちの住宅は、時代の移り変わりや出来事によって変化しています。


1978年の宮城県沖地震を受けて、建築基準法の耐震基準が改正され、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、さらに地震に強い家が注目されるようになりました。


少子高齢化が進んでくると、高齢の方が自宅で安全に過ごすためにバリアフリーの住宅が増え、今もなお進化しています。


また、ウォークインクローゼットや温水洗浄付き便座(ウォシュレット)・浴室乾燥機・システムキッチンなどの便利な設備をカスタマイズして、より自分らしく快適な毎日を過ごしたい・・・といったように、その都度のニーズに合った住宅が建てられています。


このコロナ禍では、在宅勤務の普及によりワークスペースのある間取りや、自宅でも感染予防対策がとれるような住宅に、注目が集まっています。新型コロナウイルスだけでなく、花粉・PM2.5などの有害物質にさらされないような工夫がされている住宅もあります。


ウイルスや有害物質を外から持ち込まない対策や、ウイルスの家族間感染を防ぐ対策が求められている中、目に見えない有害物質から身を守り、安心して生活するには、どのような住まいが良いのでしょうか。



住まいにおける感染予防対策として、“区分け”“動線”がキーワードになります。その中で最も重要なのは“玄関”“洗面所”です。


まず“区分け”ですが、家の中を有害物質に汚染されている“レッドゾーン”と、有害物質を持ち込まない“グリーンゾーン”に分け、有害物質を広範囲に持ち込まないという対策です。医療機関でされている清潔・不潔エリアの区別を、家庭でも取り入れていこうといった考えです。


帰宅時は、手や服にウイルスや花粉などが付着しています。それを家の中に持ち込まないように、玄関で上着を脱いで、すぐに手洗いうがいをするのが理想的です。


玄関から直接洗面所に行ける間取り(動線)であれば、玄関と洗面所を“レッドゾーン”として利用し、リビングなどに有害物質を持ち込まないようにできます。


また、キッチンや洗面所とは別に、玄関にも洗面台を設置し、“セカンド洗面所”を作れば、帰宅後すぐの手洗いが可能となり、コロナ・花粉対策に大いに役立つでしょう。


他にも、玄関に24時間換気システムを取り付け、室内の換気を強化するのもおすすめです。


また、帰宅したら部屋着に着替えることも、重要です。有害物質を持ち込まないように、着替える場所は“レッドゾーン”で、が鉄則です。玄関付近もしくは洗面所の隣にウォークインクローゼットがあれば、有害物質にさらされたアウターやマフラー・手袋などを持ち込まず、着替えもすませられます。クローゼットに紫外線除菌の機能が付いていれば、なお強力に有害物質をブロックできます。



・・・と、いくつかご紹介しましたが、そこまで費用がかけられない! 賃貸なので無理!という方も多いのでは・・・。


外から帰宅した際の“有害物質シャットアウト対策”として、

・ 玄関に除菌スプレーやアルコールジェルを置いて、手指や衣服を消毒する
・ 玄関にハンガーラックを置いて、アウターや小物をかけておく
・ 着用していたマスクを捨てられるように、玄関に蓋つきのゴミ箱を置く
・ できるだけどこにも触れずに移動し、手洗いうがいをする
・ 家の中では、帰宅したままの服装ではなく、部屋着などに着替えて過ごす
・ 空気清浄機を置く


・・・などなど、大規模なリフォームをしなくても、コロナ・花粉に負けない住まいづくりは可能です。


新型コロナウイルスの感染は落ち着いてきているものの、まだまだ油断できませんし、今年の花粉の飛散量は非常に多く、前シーズンに症状が軽かった方も注意が必要です。


クリーンな空間で安心して生活できるように、様々な方法をご検討されてみてはいかがでしょうか。



弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・家や土地の売却に関するご相談・土地活用に関するご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。



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