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会社コラム

空き家を作らないためには・・・

こんにちは。サードブレインです。

“1月いぬる、2月逃げる、3月去る”と言いますが、お正月が終わったと思ったら、もう成人の日も過ぎてしまいました。今年も各地で式典が開かれ、122万人の若者たちが大人の仲間入りをしました。

大人というと、成人式を迎える20歳のことだと考えがちですが、何歳から大人とみなすかは、実は法律によって大きく異なっています。

刑法では14歳以上が刑罰を受けなければいけないと定められており、民法では男性は満18歳、女性は満16歳から結婚できるとされています。また、道路交通法では自動車の運転免許証が取得できるのは満18歳からです。

何をもって成人とするかは、国によっても大きな違いがあります。特に狩猟民族などには“獲物を捕って一人前”“恐怖心を克服して一人前”といった考え方があるようです。一定年齢に達したら通過儀式や試練が与えられ、乗り越えなければ大人と認められません。

例えば、パプワニューギニアは“サメを素手で捕獲する”、マサイ族は“ライオンを狩る”、バヌアツ共和国は“木のツルで足首を縛り、30メートルの高さから飛び降りる”、南米のサテレマウェ族は“毒アリがたくさん入った手袋に手を突っ込む”・・・などなど、聞くだけで身震いしてしまうような大変な儀式ばかりです。

また日本では、2022年4月から成人の年齢が18歳に引き下げられることになり、同時に女性の婚姻開始年齢も18歳になります。“成人は20歳”という定義が大きく変わってきますね。

18歳や20歳といえば、まだまだ若くてこれから(そしてうらやましい限り・・・)ですが、最近では“人生100年時代”と言われ、医学の進歩や健康意識の高まりで、どんどん寿命が延びています。

2025年には日本の人口の3割が65歳以上の高齢者になるとされ、2050年には日本の人口は1億人を下回り、100年後の2120年には5000人を下回ると推計されています。

予測通りにどんどん人口が減少していくと、当然空き家も増えていきます。今ある空き家を管理し活用していくことももちろん重要ですが、これ以上空き家を増やさないよう取り組んでいくことも空き家対策のひとつです。

かつて人口が大幅に増加した1970年代、若い世代が郊外にマイホームを持つことは憧れで、次々にその夢を叶えていきました。やがて、その若い世代も年齢を重ね、郊外の暮らしが不便になり、これまで住んでいた家を売って便利な都会へ引っ越そうか・・・と、住み替えを考え始めます。

しかし、今は郊外の住宅の価値が下がり、思うような価格では売却できない状況にあります。加えて、傷みのある中古住宅とくればなおさらです。

ほとんどの方は、古くて使いづらい部分を修理することはあっても、どうせ築年数で価値が決まるのだから・・・と、日頃のメンテナンスに力を入れることはあまりないのではないでしょうか?

人間の健康管理と同じように、家も定期的に点検をして、故障や傷みがあれば早めに修理することが、家の寿命を延ばし、資産価値を下げないことにつながります。そして、住まいを売却する時には、きちんと値段がつき確実に売却できるようになります。

住まいを大切に使って、代々受け継いで長く住み続けることが一般的になり、それが定着すれば、空き家の増加にも歯止めをかけることができ、空き家問題も少しは改善するのではないでしょうか。

次回は、長く住み続けられるように家を長持ちさせるコツについて、ご紹介したいと思います。

当社では、お客様の様々なご相談内容に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・売却に関するご相談・土地活用に関するご相談などにも対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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