こんにちは。サードブレインです。
今年は暖冬ですが、それでもやはり冬は寒いですね。皆様、体調など崩されてませんか? 暖かくして、栄養と睡眠をしっかりとって、寒い冬を乗り切りましょうね。
さて、今回ご紹介するのは、今話題になりつつある“インスタントハウス”です。
“インスタントハウス”とは、東日本大震災を機に開発された斬新なデザインと機能をもつ新しい住宅です。仮設住宅が建築されるまでの数か月間、被災された方々が寒い体育館で過ごされていたことをきっかけに、災害用の仮設住宅に活用できないかと開発されたそうです。
最近ではトルコ・シリア地震の被災地に建設され、話題となりました。
白く尖ったタケノコのような、タージ・マハルの上の部分のような、コロンとしたかわいらしい形をしています。雨風を防ぐことはできそうですね。
斬新なのはデザインだけでなく、建築方法や費用なども一般の住宅とは異なります。
まず、テント(ドーム型の生地)を注文し、建設業者に施工を依頼します。インスタントとはいえ、自分で建築するのは難しいようです。
設置したい場所にドーム型の生地をペグ等で固定し、空気を入れて生地を大きく膨らませます。膨らませた生地の中に入り、内側から断熱性のあるウレタン材を吹き付けます。しばらく乾燥させると、完成です。
通常、戸建ての建築にかかる期間は3~6か月ですが、“インスタントハウス”はわずか3~4時間で完成するので、施工したその日にすぐ利用できます。
また、“インスタントハウス”は建築基準法上では工作物にあたり、一時的に設置するテントや倉庫と同じ扱いになるので、空いている土地ならどこにでも設置することができます。
ウレタンを吹き付けているので、360度断熱材で覆われている構造となり、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で過ごせます。窓もあるので、通気性もバッチリです。また、雨音も気にならないほど内部は静かなので、ぐっすり眠れそうですね。
簡単に建てられ快適に過ごせるようですが、すぐに壊れてしまうのでは・・・と気になりますね。
次回は、“インスタントハウス”の耐久性やメンテナンス方法・気になるお値段などをご紹介したいと思います。
弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。家や土地の売却に関するご相談・土地活用に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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