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空き家になった実家・・・維持管理が難しい場合の３つの選択肢

こんにちは。サードブレインです。



開催が危ぶまれた２０２０東京オリンピックですが、無事開会式を終え、各地で熱戦が繰り広げられています。皆様も、連日ＴＶの前で応援されていることと思います。やっぱり、金メダル獲得の瞬間はとても感動しますね！ また、勝ち負けにかかわらず、各国の選手の皆さんが懸命にプレイしている姿を観ていると、元気や勇気をもらえます。


競技は残り２日となりましたが、選手の皆さんが実力を発揮できますように・・・。続いて開催されるパラリンピックも、すばらしい大会となりますように・・・。　私たちも、自宅でいつものメンバーと応援しながら、いつもより熱い夏を過ごしましょう！



さて、前回は、住む予定のない実家を所有している場合の、維持費についてご紹介しました。諸々の維持費を考えると、早めに処分を検討した方がいいこともあります。処分といっても潰してしまうわけではなく、主に３つの選択肢がありますので、それぞれみていきましょう。


・賃貸物件にする

所有している実家(空き家)を賃貸物件として貸し出すと、定期的な家賃収入が見込まれます。ただし、借りている住人が快適に住めるよう、設備の整備・修繕が必要です。


一般的には、入退去の手続きや日常的な清掃などの管理は不動産会社にまかせて、修繕などの対応についてはその都度相談するといった形が多いかと思います。


賃貸管理をまかせる不動産会社は、周辺の不動産事情や生活事情を熟知している、実家(所有している物件)に近い会社に相談するとよいでしょう。複数の不動産会社で話を聞き、信頼できる会社を選んでください。


また、費用はかかりますが、家を解体して更地にし、駐車場として貸し出す方法もあります。立地が大きく関係するので、こちらも地元の不動産会社にご相談されることをおすすめします。


・売却する

売却は、管理する手間も維持費もかからず、一番シンプルな方法です。


ただし、名義が相続前のものだと売却できないので、注意が必要です。相続で名義変更をする際は相続人全員の同意が必要で、これら相続登記の手続きは複雑なため、司法書士に任せた方が良いでしょう。


売却を依頼する不動産会社は、賃貸と同様で所有している物件周辺に詳しい地元の会社がおすすめです。



・空き家バンクに登録する

空き家バンクとは各自治体で行われている、空き家の物件情報を登録し、空き家に住みたい人へ情報を提供するサービスです。必要書類を提出すると、現地調査が行われて、登録となります。


空き家バンクに登録している間、売却や賃貸が決まるまで、固定資産税や火災保険などの維持費は、所有者が負担することになります。雪下ろし・掃除・草刈りなどの管理も、利用者が決まるまで所有者の責任で行います。


維持費がかかるなら、賃貸や売却の方が良いのでは・・・という印象ですが、築年数の古い家・辺鄙な場所にある・老朽化が進み大幅な修繕が必須・・・などで、なかなか買い手や借り手が見つからないと予想され、不動産会社でも取り扱いが難しい物件は、空き家バンクへの登録がおすすめです。


ただし、既に不動産会社に取引の依頼をしている物件は、空き家バンクに登録することはできません。空き家バンクに登録・掲載し、購入希望者等が見つかった後の不動産取引（売買契約、賃貸借契約）は、トラブルを防ぐために不動産会社と媒介契約を結び、仲介を依頼するのが一般的です。



このように、住む予定のない実家をどうしようかと考えた場合、いくつかの選択肢があります。維持費がどれくらいかかるかをしっかり把握して、維持管理が難しい場合は処分方法をよく検討し、最適な選択をしましょう。




弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・家や土地の売却に関するご相談、土地活用に関するご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。




株式会社 Ｔｈｉｒｄ Ｂｒａｉｎ　　　　０８４－９９９－６６０８　　　　（受付）平日９：００～１８：００

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