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会社コラム

アパートとマンションの違いとは?

こんにちは。サードブレインです。

秋晴れのすがすがしい気候が続きますね。朝は肌寒く感じられるようになりました。季節の変わり目で、朝晩と日中の寒暖差も大きくなっています。体調を崩されないよう、ご自愛くださいませ。


さて、突然ですが11月6日は何の日でしょう?・・・初めてお聞きになる方も多いかと思いますが、“アパート記念日”なんです。1910年(明治43年)11月6日に、日本初の木造アパートが完成したことが由来となっています。東京都上野に建てられた“上野倶楽部”というアパートで、5階建て・70室の建物だったそうです。


それまで日本に“アパート”という言葉は存在しておらず、この“アパート”という言葉自体も“apartment・アパートメント=賃貸用の集合住宅”をもとにして作った和製英語です。


“アパート”と聞くと、アパートとマンションの違いって何だろう?と疑問に思ったことが一度はあるはず・・・・ということで、今回は空き家や空き地・土地売却などから少し離れて、“アパートとマンションの違い”についてご紹介したいと思います。


残念ながら、弊社は賃貸物件のお取り扱いはございませんが、持ち家を売却してマンションに住み替えようかなぁ・・・とお考えの方、空き家や空き地を有効活用するためにアパート経営をご検討の方、ご家族がアパートやマンションにお引っ越しをされる予定の方、持ち家の建て替えを考えているけれど工事中の仮住まいはどうしようかしら・・・といった方などなど、ご参考になればと思います。


ご存知の通り“アパート”も“マンション”も集合住宅のことを指しますが、その違いについては、実は明確な定義はありません。建物の情報が登録されている登記簿謄本にも、建物の構造・階数・面積などの記載はありますが、“アパート”か“マンション”かの区分はされていません。


多くの不動産屋では物件の構造で判断しており、木造・軽量鉄骨造(プレハブ工法)で2~3階建ての集合住宅を“アパート”鉄骨コンクリート造(RC)・鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)・軽量気泡コンクリート(ALC)で3階建て以上の集合住宅を“マンション”としていることがほとんどです。


では、それぞれの特徴を見ていきましょう。


まず“アパート”は、比較的家賃が安い・通気性が良いというメリットがあり、防音性とセキュリティが低いのがデメリットです。


あまりコストをかけずに建てられ、建物もさほど大きくなく、エレベーターなどの設備もないことが多いので、家賃が安い傾向にあります。木造だと通気性が良い=カビの原因になる結露が発生しにくいのですが、同時に音を通しやすいので、上の階や隣の生活音が聞こえやすくなってしまいます。


また、オートロックや防犯カメラが設置されている建物が少なく、高層ではないのでベランダや窓から侵入されてしまう危険性もあります。高い防犯意識が必要ですね。


次に“マンション”ですが、設備が充実している・セキュリティ性が高い・防音性や耐震性、耐火性に優れているといったメリットが挙げられます。その分、家賃や管理費が高めなのがデメリットです。


コンクリートが使用されているので、壁が厚く防音性が高いです。また、アパートより世帯数が多く人の出入りも多いので、防犯として監視カメラやオートロックなどの設備もついています。


広いエントランスやエレベーターがあり便利ですが、アパートよりも材料や建設にコストがかかるうえ、共有部分が多いので、家賃・管理費・共益費がどうしても高くなります。


比べてみると、アパートの方が少々デメリットが多い印象を受けますが、最近のアパートの中には、防音性・断熱性・防犯性を重視した建物や、最新の住宅設備を導入した建物も増え、家賃の高いアパートも多くあります。


一般的に言われている“アパート”と“マンション”の違いというのは、あくまでもそういった傾向があるという捉え方で、どちらが良いとも悪いとも言えません。最低限抑えたい条件・生活スタイル・家族構成、また収益物件としてのご検討ならば、どういった設備が必要か・単身向けかファミリー向けか・・・などなど、さまざまな条件と照らし合わせ、情報を見比べて絞り込んでいくのがおすすめです。


戸建てもアパートもマンションも、それぞれの良さがあります。ぜひ、お客様の暮らし方にベストマッチする住居で、素敵な毎日が過ごせますように・・・。



弊社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・家や土地の売却に関するご相談・土地活用に関するご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。



株式会社 Third Brain   084-999-6608    (受付)平日9:00~18:00

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