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会社コラム

市街化調整区域に適した土地活用 その②

こんにちは。サードブレインです。

今年も、残すところあと一か月ですね。“最近、一年があっという間に過ぎる”“歳をとると、時間が経つのが早い”など、毎年この時期になるとしみじみ感じます。

子供の頃の1年と大人になってからの1年では、同じだけの時間が流れているはずなのですが、感じる時間の長さはずいぶん違いますよね。“年齢を重ねるごとに時間が過ぎるのを早く感じる”という現象は、ただの気のせいではなく“ジャネーの法則”と呼ばれるそうです。

例えば、同じ1年間でも、50歳の大人にとっては人生の50分の1ほどですが、5歳の子供にとっては人生の5分の1に相当します。つまり、5歳の子供にとっての1年間は50歳の大人にとっての10年間にあたることになるので、大人になればなるほど、これまで過ぎてきた年月と比べると、1年間が短く感じるのです。

他にも、人は経験したことがないことをやっているときは、それが強く意識に残り、時間を長いと感じます。反対に、慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じます。

子供の頃は、毎日が新しい発見の連続です。たくさんの新しい体験は記憶に強く残り、思い出してみると“あんなこともあった、こんなこともあった”と充実した日々だったと感じ、長い時間だったと感じられます。

一方、ある程度年齢を重ねると、ひと通り人生の出来事を経験しており、新しいことにふれる機会が少なくなってきます。家と職場の往復など同じことの繰り返しが多く、あまり印象に残らないので、日々を振り返った時に“あっという間だったなぁ”と感じるのです。大人になると1年があっという間に過ぎ去ってしまったと感じるのは、日々の生活に新鮮味がなくなるからかもしれませんね。

感じ方はそれぞれですが、時間は子供も大人も同じように貴重で、同じだけ過ぎてゆくものです。慌ただしい毎日ですが、日々を大切に過したいものです。

時間と同じく、所有されている土地も貴重な財産です。使い道がないから・・・田舎の土地だから・・・とそのままにしておくのは、もったいないです!

今回は、原則として建物を建てられない市街化調整区域の土地でも、自治体ごとに定められた基準を満たせば、特別に許可を得て建物を建てることができる場合について、ご紹介したいと思います。

まず、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなど、高齢者施設を建てる方法です。

普通のアパートやマンションを建てるには、周辺の商業施設や交通機関などを考慮しなければいけません。しかし、高齢者施設なら施設内で一通りの設備が整っていることが多く、商業施設が周りにない市街化調整区域でも、そこまで不便ではなく、賑やかな都会に比べ、静かにのんびり、かつ安全に生活することができるでしょう。

二つ目は、社会福祉施設を建てる方法です。高齢者施設とよく似ていますが、こちらは特別養護老人ホームなどといった公的施設のことで、高齢者に限らず、障害者支援施設や更生施設も含まれます。土地のあるエリアで、社会福祉施設の建築を検討している社会福祉法人があれば、検討してみてもよいかもしれません。

ただし、売却ではなくあくまで活用方法ですので、社会福祉法人に貸し出すという形になります。土地の持ち主が建物を建て、土地と建物を合わせて貸し出す方法が一般的なので、高額な初期費用が必要になります。また、何年かで事業者が倒産してしまうと、建物を他に転用しづらくなるので、注意が必要です。

医療施設も、社会福祉施設と同じく、公益上必要な建物として事前協議と届け出を行うことで、建築の許可を受けることができます。こちらも、土地周辺に医療施設のニーズがあり、開業したい医師や医療法人が見つかれば可能ですが、住居とは違い、後で転用しづらいというデメリットもあります。


当社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・売却に関するご相談・土地活用に関するご相談などにも対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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