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会社コラム

“50戸連たん制度”の廃止について

こんにちは。サードブレインです。

9月に入り、少しは涼しくなったかと思いきや・・・今年も、しばらく厳しい残暑が続き、本格的な秋はまだ先のようです。

さて、9月といえば十五夜お月様。月がきれいに見える季節ですね。今年の十五夜は9月13日だそうです。

お月見は、中国から伝わり、平安時代の貴族の間に広まりました。今のようにおだんごを食べるというよりは、月を見ながらお酒を飲み、船の上で詩歌や管弦を楽しむもので、空を見上げて月を見るだけでなく、盃のお酒や水面に映った月を愛でるという、風流なものだったようです。

庶民もお月見をするようになったのは、江戸時代になってからだと言われています。こちらは秋の収穫祭という意味合いが大きかったようで、ススキ・月見団子・芋や栗などをお供えし、無事に収穫できる喜びを分かち合い感謝する日でもありました。

月といえば、“月でウサギがお餅をついている”なんて昔から言われていますよね。なんとなくウサギに見えるような見えないような・・・といったところですが、世界各地では、月に映っているのはウサギではないそうです。

南ヨーロッパでは大きなハサミの蟹・アラビアでは吠えているライオン・北ヨーロッパでは読書をするおばあさん・・・などなど、月を見る向きやその土地の自然・習慣・伝統などが関係して、いろいろなものに見られるようです。

何かと忙しい毎日ですが、少し手を止めて夜空を見上げてみてはいかがでしょうか? 新しい発見があるかもしれませんよ。


さて、今回は市街化調整区域の土地開発についての補足です。

当社のある福山市では“50戸連たん制度”という制度がありましたが、本年度で廃止される方向に進んでいると発表されました。

“50戸連たん制度”とは、本来住宅や店舗など建物の建築を認められていない市街化調整区域において、特例として7ヘクタール内(700m×700mの範囲)に50戸以上の住宅や店舗が立地している地域は、宅地(建物を建ててもよい)としての土地開発を許可するというもので、その制度が廃止になるということです。

廃止の理由として、ドーナツ化現象への対策・コンパクトシティの実現が挙げられます。

一般的に、便利で賑わっている街の中心部に人口が集中します。人口が増え、だんだん土地の価格が高くなると、住民は経済面などを考慮し、生活しやすい郊外へ移り住みます。郊外に人口が集まってくると、当然土地開発が進みます。交通設備が整い、商業施設も増え・・・やがてあちこちに新しい街ができ、その結果、本来にぎわうはずの街の中心部の人口が減り、活気を失ってしまうのです。

これを、ドーナツ化現象というのですが、このドーナツ化現象に陥ってしまって、市内のあちこちに人口が分散してしまうと、医療や福祉などの行政サービスが行き届かなくなり、その改善にも費用がかかってきます。

それを防ぐために、生活するうえで必要な住宅・商業施設・行政施設・交通機関などを一定の範囲に集めた都市=コンパクトシティを作り、人口を一定の地域に集めよう!といった取り組みなのです。

簡単にいうと、生活に必要な施設を一か所に集め、車を持たなくても不便ではない街づくり、といったところでしょうか。そのために、これまで設けていた特例を廃止し、市街地から離れた地域は土地開発しない→だんだん住みづらくなる→住民が市街地に集まってくる・・・という構図のようです。

良さそうな話に聞こえますが、市街化調整区域に空き地を所有している方や、市街化調整区域の土地を相続する予定の方は一大事です! “50戸連たん”の特例が廃止されれば、これから宅地に地目変更することも、新しく家を建てることも、売却やその他の土地活用も難しくなってしまいます。

市街化調整区域は、住民が少ない地域もあり、市街地への移住が検討されると、人口が減り過疎化も懸念されます。市街化調整区域に広がる土地を、このまま見捨てるのではなく、有効活用できればよいのですが・・・。


当社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせていただいております。空き家や空き地の査定・売却に関するご相談・土地活用に関するご相談などにも対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。



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