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会社コラム

空き家の数の調査方法

こんにちは。サードブレインです。



ずいぶんと過ごしやすく、気持ちの良い季節になりましたね。スーパーやコンビニなど、あちらこちらでハロウィンの飾りつけが見られ、もう秋だなぁ・・・今年ももうすぐ終わるなぁ・・・と思う今日この頃です。



ここ何年かで、日本でも盛り上がってきているハロウィンですが、起源は古代ケルトの祭りだと言われています。古代ケルトでは、10月31日は大晦日にあたり、先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやってきて、作物を荒らしたり子供をさらったりすると恐れられていたので、悪霊を驚かせて追い払うために、仮面をつけて魔除けの焚き火をしたと言われており、それが現在の仮装やかぼちゃのランタン(ジャック・オー・ランタン)につながっています。



ハロウィンの合言葉といえば、よく知られている“トリック・オア・トリート”(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ)ですね。魔女やおばけに仮装した子供たちが、“トリック・オア・トリート”と言ってお菓子をねだるのが有名ですが、大人たちはその合言葉に“ハッピーハロウィン!”と答えて、お菓子を渡すのがルールだそうです。



そして、本場で開かれるパーティーでは、 “アップルボビング”という伝統的なゲームをして楽しむそうです。大きめのたらいに水を入れ、そこへリンゴを浮かべ、手を使わずに口でリンゴを取る・・・というゲームなのですが・・・なんだか難しそうですね。



皆様も、秋の夜長に大人も子供も参加できるイベントで、楽しんでみてはいかがでしょうか。




さて、今年は平成30年。平成最後の年ですが、5年に一度の“住宅・土地統計調査”が行われる年でもあります。皆様のお宅にも、調査員の方が来られたかもしれませんね。



“住宅・土地統計調査”とは、5年ごとに総務省で実施されている調査で、今年で15回目になります。この調査の目的は、日本の住宅や土地の状況を把握して、国の施策に必要な資料を作ることです。



調査結果からは、住宅の数・住宅の種類や設備・居住している世帯の状況・土地の保有状況・空き家の数など、様々なことがわかります。そして集められたデータは、耐震・防災を中心とした都市計画や、空き家対策など住宅にまつわる様々な施策に利用されるのです。



調査対象は、全国約5300万世帯から無作為で選ばれた約350万世帯で、とても大規模な調査です。空き家についても、調査員の方が実際に足を運び、丁寧に調査されているので、数字の大幅なずれはないと言われています。空き家の数は、このようにして把握されているのですね。



平成25年の調査では、空き家が全国におよそ820万戸存在し、住宅全体の13.5%を占めていることが明らかになりました。空き家問題が大きくとりあげられるようになったのも、平成25年の調査結果が発表されてからです。



空き家はさらに増加することが予測されるため、空き家の活用法などを検討するにあたり、もっと詳しく実態を把握することが必要なのですが、残念ながらこれまでの“住宅・土地統計調査”では、耐震性の有無や建物内部の状況など、空き家の質に関するデータは十分得られていません。



そこで、平成30年の調査では、空き家の所在地・建て方・建築時期・取得方法・居住していない期間などの項目が新たに追加されました。これにより空き家について詳細なデータが取得され、住宅政策や空き家活用事業の質の向上につながると期待されています。



ちなみに、この調査での空き家は“人が生活を営むことができる住宅”が対象となりますので、壁や屋根が崩れ落ちているような廃屋や空き地は含まれません。



調査結果は、調査後1~2年以内に公表されます。前回の調査結果を受けて、空き家問題が大きく取り上げられてから5年、空き家の数はどう変化したのか、対策や活用はどのくらい進んでいるか、今回の結果が大変興味深いですね。




当社では、お客様の様々なご相談に応じて、より良いご提案をさせて頂いております。空き家・空き地の査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。





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