こんにちは。サードブレインです。
厳しい暑さが続いておりますが、皆様体調を崩されていませんでしょうか。酷暑の中、西日本豪雨災害の復旧作業は進められておりますが、連日のニュースで過酷さと甚大な被害を目の当たりにし、ただただ一日も早い生活の再建を願うばかりです。
今なお避難所生活をされている方、生活用水や住宅・交通に困っておられる方など、まだまだ元通りの生活には程遠く、不便で不安な毎日を過ごしておられることと思います。体力的にも精神的にも疲労がたまり、大変な状況だとは思いますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
この災害での生活再建や住宅確保のために、一部の自治体では、空き家を借り上げて“みなし仮設住宅”とし、被災された方に提供するといった動きがあります。このような緊急事態に空き家が活用できることはとても良いことなのですが、いくつか問題もあります。
まず、どこにどのくらいの空き家があるかがわからなければ、被災された方にすぐに提供できません。
また、緊急事態とはいえ、所有者に無断で空き家を利用するわけにはいかないので、所有者に確認をとる必要があります。しかし、所有者の連絡先がわからなければ確認がとれず、先に進みません。
緊急時に迅速に対応できるように、空き家の所在地や所有者の情報をしっかり把握しておくことが、非常に重要になってきます。
さらに、草木が生い茂っていたり、虫や小動物のすみかになっていたり、倒壊の恐れがあるなど、即入居できるような状態でない空き家も、危険なので提供できません。
空き家をどうしようか困っておられる方も多いかと思いますが、現在所有していて他の活用を考えていないのであれば、自治体に届け出ておくこと・きちんと管理をして住める状態にしておくことで、災害時の支援につながるのではないかと思います。
災害は起こってほしくないというのが本音ですが、いつどこで起こるかわからないのが現実です。日頃から身の回りの備えをしっかりとし、遠方の空き家もきちんと管理していれば、いざという時のご自身の緊急避難先としても利用することができるのではないでしょうか。
せっかくの大切な資産です。災害支援に役立てたり自身の備えにしておくことも、空き家の大きな有効活用のひとつだと、今回の災害で強く感じました。そして、空き家が少しでも被災された方の支援になれば・・・と思います。
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