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会社コラム

空き家を解体するなら・・・

こんにちは。サードブレインです。
 

様々なドラマを繰り広げた平昌オリンピックも、多くのメダルと感動とともに幕を閉じました。早くも次の目標を掲げて新たに頑張っている選手の姿に、さらに元気と勇気をもらいますね。

 

3月9日からは平昌パラリンピックも開催されますので、またテレビの前で応援したいと思います。

 

さて、先日テレビで、長年所有していた家の解体工事に密着取材するという番組が放送されました。複雑な事情を抱えて放置されている空き家を、様々な重機や職人の方の経験と技術を活かし解体作業を進めていくという内容でしたが、実際放置された空き家はどのような状態か、どんなところに相談すればよいか、どういった流れで解体されるのかなど、参考になる番組でした。

 

番組でもとりあげられていましたが、誰も利用せず窓が締め切られた状態になる空き家は、湿気が溜まるので急速に老朽化が進み、雨漏りやシロアリ被害の発見も遅れ、倒壊の危険性も少なくありません。
 

そうなると、空き家は近隣住民にとって危険で迷惑な存在になってしまう可能性があるため、今後利用する予定がない空き家は、解体して更地にする方がよい場合もあります。

 

空き家を解体する一番のメリットは、空き家を管理する手間から解放されることです。空き家を所有していると建物や庭の管理を定期的に行う必要があり、適切な管理をせず放置してしまうと近隣住民や役所から苦情がきてしまいますが、建物を解体すれば、空き家の倒壊・崩壊・衛生状態の悪化など、近隣住民に迷惑をかける心配もなくなります。
 

また、老朽化した建物が建っている“古家付土地”より更地の方が、より早くより高い価格で売却することができるのもメリットです。以前ご紹介しましたが、更地にすると売土地のほかに駐車場として貸し出すなど、活用の幅が広がります。


 

デメリットとしては、固定資産税の減税が適用されなくなる・解体そのものに費用がかかる・・・などが挙げられます。

 

不動産を所有していると固定資産税と都市計画税という税金がかかりますが、建物が建っている場合は、それが空き家だったとしてもその土地にかかる固定資産税は最大6分の1に、都市計画税は最大3分の1に、それぞれ減税されます。
 

しかし、所有している空き家が特定空き家に指定された場合は減税されないので、そのまま放置しているといずれは減税が適用されなくなります。利用する予定のない空き家は、所有していてもメリットはありません。

 

また、空き家の解体費用は全国一律ではなく、地域ごとに相場があります。さらに、平屋か二階建て以上か、木造か鉄骨造か鉄筋コンクリート造か、面積などによっても異なり、鉄筋コンクリート造だと木造の2倍近くかかることもあります。


ちなみに広島県は1坪あたり2万5000円~5万5000円くらいになりますが、業者や季節によっても異なりますので、何社か見積もりを依頼し、信頼のおける解体業者を見極める必要があるかと思います。

 

空き家対策の一環として、空き家の解体に助成金を出している自治体もあります。当社のある福山市にも、いくつかの条件を満たす空き家や所有者に補助制度がありますので、皆様のお住まいの自治体にも問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

当社では、お客様のご相談内容に応じて、より良いご提案をさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

株式会社Third Brain    084-920-2214    (受付)平日10:00~18:00

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